お知らせ:2007年より活動してまいりました馬喰町ART+EATは、2019年4月26日をもって閉廊いたします。
みなさまの長い間のあたたかいご支援・ご愛顧にスタッフ一同、心より感謝申し上げます。

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イベント

蓜島庸二展2015『ボクたち、母さんを食べちゃった!』

日程:2015.1.6(火)~1.31(土)

◎関連イベント:スペシャルイベント マダンノリ(即興の広場の遊び)「はじまれ」
日本語
- 火・水 11:00〜19:00/金・土 11:00〜21:00
- 日・月・木・祝 休廊
- 最終日17:00まで
※1/16は14:00一旦閉廊します。

Y.Haijima2015

「自然の母なる大地は、同時にその奥城どころともなれば、 自然を埋めるその奥城どころが、そのまままた母の胎となる。 してまたその胎からこそ、とりどりの子供が生まれ出で、 またしても母なる自然の胸から乳を吸うのだ。」 (「ロミオとジュリエット」 シェークスピア・中野好夫訳・筑摩書房より)※奥城=上代の墓

韓国済州島のソルムンデハルマンという女神には500人の子供達がいて、食物の尽きた飢饉の或る日、お粥の鍋に自分の身を投じて子供達に食べさせてやる、という仏教説話でいう「捨身飼虎」ならぬ「捨身飼児といった趣の神話です(姜信子著「はじまれ 犀の角問わず語り」サウダージブックス+港の人刊より)」。実はこの自然界の生命、それは人間たると動物たるとを問わず、つまり生きている、ということは、常にこの生命の母の、姜さんのいう「真っ白な愛」による他者の捨身によって、毎日の糧を得て命を繋いでいるわけで、それを特に食物連鎖の頂点に立つ人間の、原罪というか恩寵とか、または前述のような「捨身飼虎」とでもいうかすれば、どこか世界宗教の影がさしますが、ここでは私は、作品を作るというささやかな仕事を通して、この神話のような、それが済州島であったり小豆島であったり、とにかく周辺的群島的な思考の、その底深くに眠る、それこそ「土の奥津城」とでもいう生命的な再生の力のありかへと思いを届かせてみたいのです。

蓜島庸二

スペシャルイベント マダンノリ(即興の広場の遊び)「はじまれ」

終了しました

■日程:1月16日(金)開演19:30 (開場19:00)

  • ■参加費:¥3,000(ワンドリンク付)
  • ■定員:30人(予約制)

第一場:芸術家の茶室
第二場:仙人の岩山
第三場:漂流する筏の上
第四場:漂着した島

登場人物

芸術家……蓜島庸二(はいじまようじ)
詩人………姜 信子(きょう のぶこ)
楽  団:チャング…崔 在哲(チェ ジェチョル)
唄・ 太鼓…小澤さと(おざわさと)
唄・6線…武徹太郎(たけてつたろう)

 

  • ・お申込みは電話(03-6413-8049)、メールにて承ります。
  • ・必ず、①お名前 ②人数 ③ご連絡先をお知らせください。
  • ・メールにてお申し込みの場合は、こちらからの返信メールをご確認いただいた時点でご予約が完了致します。「お申し込みメール」「返信メール」ともイベント当日まで保存していただくようお願い申し上げます。
  • ・キャンセルは、1日前からキャンセル料(全額)が発生致します。ご了承下さいませ。

蓜島庸二(ハイジマヨウジ)

1931年 東京生まれ。1950年初め頃より、作家活動を開始。 美術文化協会、新象作家協会、読売アンデパンダン展などを経て現在はフリーランスに。以後、幾つかの個展、幾つかのグループ展、コンクール、美術展などで発表。 2005年国際芸術センター青森における、春のアーチスト・ イン・レジデンスに参加。書籍を炭に焼くプロジェクトを「グーテンベルク炭書」と名付けて開始。2014年小豆島のギャラリーMeiPAMにおけるアーチスト・ イン・レジデンスで、ソルムンデハルマンの神話をテーマとした展示を展開。美術ファンに強烈なインパクトを与えた。

姜 信子(キョウノブコ)

1961年横浜市生まれ。作家。86年に『ごく普通の在日韓国人』でノンフィクション朝日 ジャーナル賞を受賞。著書に『うたのおくりもの』(朝日新聞社)、『日韓音楽ノート』『ノレ・ノ スタルギーヤ』『ナミイ!八重山のおばあの歌物語』『イリオモテ』(いずれも岩波書店)、『棄郷 ノート』(作品社)、『安住しない私たちの文化』(晶文社)、『今日、私は出発する ハンセン病と結 び合う旅・異郷の生』(解放出版社『) はじまれ―犀の角問わず語り―』(サウタージブックス/ 港の人)など。訳書に『遥かなる静けき朝の国』(カニー・カン著 青山出版社)、『あなたたちの 天国』(李清俊著 みすず書房)。共著に『追放の高麗人』(アン・ビクトルと、石風社)。

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