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イベント
村上慧「労働をつかむ」
日程:2017.9.5(火)〜10.7(土)
◎関連イベント:《特別企画》 トークイベント「労働と体・広告・オリンピック」
- 火・水・木 12:00~19:00
- 金・土 12:00~21:00
- 日・月・祝 休廊
◯ 最終日は17 時まで(ラストオーダー 16 時)
人件費としての僕。人件費としての妻。人件費としての父親。書いていてこわくなる。このからだのためにあったはずの労働を、このからだを通してつかみたい。この個人的なからだが食べ物を食べたがることや、排便をしたがることによって経済がまわっているはずだ。経済活動とからだを連結すればわかるはずだ。 (村上慧)
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村上慧は、東日本大震災を経て2014 年から発砲スチロールで作った自身の家を背負って日本全国を歩きながら移住生活をおくっています。その活動は、2016 年に絵本『家をせおって歩く』( たくさんのふしぎ2016 年3 月号/ 福音館書店) にまとめられ、2017 年には移住生活中の日記が書籍『家を せおって 歩いた』( 夕書房) となって出版されました。そんな村上が今回、向き合うのは「労働」。「このからだと労働の関係がよくわからない」と村上は言います。村上がどのようにして「労働をつかむ」のか、ぜひご高覧ください。
《特別企画》 トークイベント「労働と体・広告・オリンピック」
イベントは終了いたしました。
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村上慧 Satoshi Murakami
1988 東京都生まれ
2011 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業
2017 文化庁新進芸術家海外派遣制度によりスウェーデンに滞在
<個展>
2016 Konstfrämjandet Bergslagen/Örebro,Sweden
awai art center/ 長野
2015 Gallery Barco/ 東京都
<主なグループ展>
2017 OpenART Biennale (Örebro,Sweden)
500m 美術館vol.22 北の脈々 -North Line2- (500m 美術館/ 北海道)
2016 瀬戸内国際芸術祭 ( 小豆島/ 香川県)
岡本太郎現代芸術賞展 ( 川崎市岡本太郎美術館/ 神奈川県)
2015 作法のためのリマインダ ( 奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2015/ 奈良県)
吉原芸術大サービス-G.W-(吉原会館/ 東京都)
第2回ももも展(東京ミッドタウンデザインハブ/ 東京都)
2014 第13 回まつしろ現代美術フェスティバル(山寺常山邸/ 長野県)
2013 遠足プロジェクト(日本及びカナダ各所)
ART PROJECT OITA2013「循環」(フンドーキンマンション/ 大分県)
六本木アートナイト2013(六本木ヒルズ/ 東京都)
2012 テラトテラ祭り2012(アトレ吉祥寺/ 東京都)
Eco& Art Award 2012( コニカミノルタプラザ/ 東京都)
ART SYNCHRONICITY(Tobin Ohashi Gallery/ 東京都)
2011 飛鳥アートプロジェクト(飛鳥歴史公園館/ 奈良県)
Knock!Knock! 7 人の訪問者来る(Gallery 工房 親/ 東京都)
武蔵野美術大学卒業修了制作展( 武蔵野美術大学/ 東京都)
2010 松戸アートラインプロジェクト2010(旧原田米店/ 千葉県)
<主なプロジェクト>
2014- 移住を生活する(日本)
2012 × 日町(まほろばの里 川治/ 新潟県)
くっつきハウス(永沢応急仮設住宅/ 岩手県)
2011 引っ越しと定住を繰り返す生活( 仮)in 三宅島(三宅島全域/ 東京都)
引っ越しと定住を繰り返す生活( 仮)(東京都内)
2008 ぐるぐるつくるプロジェクト( 八王子大学セミナーハウス/ 東京都)
<受賞>
2012 Eco&Art Award 2012 ミヤケマイ審査員特別賞
2011 武蔵野美術大学卒業修了制作展 銀賞
2008 第4回ダイワハウス住宅設計コンペ 入選
< 出版>
2017 『 家を せおって 歩いた』(夕書房)
2016 『 家をせおって歩く』(たくさんのふしぎ2016年3 月号/ 福音館書店)
☆村上慧の活動情報はこちらからもご覧頂けます。http://satoshimurakami.net
◯ トークイベントゲスト
今福龍太 Ryuta Imafuku
文化人類学者・批評家
1955 年東京生まれ。
東京外国語大学大学院教授として修辞学・群島論・歴史形象論等を
教える。サンパウロ・カトリック大学コミュニケーション・記号学
科大学院客員教授として随時セミナーを開催。同時に、キャンパス
の外に新たな遊動的な学びの場の創造を求め、2002 年より奄美群
島において巡礼型の野外学舎〈奄美自由大学〉を主宰。
著書に『クレオール主義』、『ミニマ・グラシア 歴史と希求』、『群島- 世界論』、
『ブラジルのホモ・ルーデンス』、『身体としての書物』、『レヴィ=ストロース 夜と音楽』、『薄墨色の文法』、『書物変身譚』、『ジェロニモたちの方舟』、『わたしたちは難破者である』、『わたしたちは砂粒に還る』、『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(第68 回読売文学賞〈随筆・紀行賞〉受賞)など多数。近刊予定に25 年にわたる写真論を集成した『原- 写真論』(赤々舎)。