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イベント

横井和子の韓国伝統刺繍展「ちいさくいとしいものたちへのまなざし」 2012.3.13(火)〜3.31(土)

※このイベントは終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

  • ◎11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
  • ◎日・月・祝休廊
  • *オープニングパーティー 13日(火)17:00〜19:00

横井和子の韓国伝統刺繍展「ちいさくいとしいものたちへのまなざし」

韓国伝統文化の中でも、女性たちが受け継いできた布の手仕事の美しさには定評があります。日本の風呂敷に似たポジャギや、小さなハギレをつないで仕立てるチョガッポなど、布の文化がもっとも盛んになったのは李朝の時代。一枚のハギレも無駄にしない節約精神からというより、儒教社会で男性の陰になった女性たちが、室内で美意識を磨き、創造的な才能を開花させたといえるかもしれません。
お祝い事に使われる絹の布には、色とりどりの絹糸で刺繍が施されました。空に向かってすくすく育つ樹木、福を表す蝙蝠、富貴を表す牡丹の花、多産を象徴する実、鶴亀の吉祥文様、鳳凰などの鳥、蝶…。一針一針心を込めて刺すことは、子の成長や家族の幸福、作物の豊饒を願う、祈りの表現の一つでもありました。

そんな韓国伝統刺繍の世界に魅せられ、韓国に本格的な刺繍留学を果たした横井さん。当時韓国内に4名しかいなかった刺繍名匠の一人に師事し、刺繍技能士の国家資格もトップの成績で取得しました。
韓国刺繍にのめり込み、ひたむきに修練を積んだ彼女の刺繍は、丁寧であたたかく少しも奢らない、楽しい刺繍です。伝統的な図柄ばかりでなく、横井さんの庭で四季折々に繰り広げられる草花や虫たちの営みも、彼女の正確でやさしい観察眼と勤勉な手によって、布の上に活写されています。また、朝鮮民画の代表的なモチーフである虎を刺した作品などは、そのおおらかでとぼけた味わいが思わず笑いを誘います。

横井和子

刺繍技能士
名古屋市生まれ

2004.9〜2008.1
韓国滞在
2004.10〜
東国大学 社会教育院にて刺繍名匠 劉喜順氏に師事
2005
釜山で開催されたAPEC会場の刺繍屏風製作に参加
2006.07〜
刺繍作家 金テヨン氏に師事
2006.08〜
西江大学 韓国語教育院 卒業
2006.10〜
韓国語能力試験 最上級である6級合格
2007.10
国家技術資格 外国人初の刺繍技能士(手刺繍)取得

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