お知らせ:2007年より活動してまいりました馬喰町ART+EATは、2019年4月26日をもって閉廊いたします。
みなさまの長い間のあたたかいご支援・ご愛顧にスタッフ一同、心より感謝申し上げます。

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イベント

小谷野夏木展「イメージ 星座表 考古学」

日程:2014.11.4(火)〜11.29(土)

- オープニングパーティー 11.8(土)18:00~20:00
- 作家在廊日 11/4. 8. 15. 21. 29
- 火・水 11:00〜19:00/金・土 11:00〜21:00
- 日・月・木・祝 休廊
- 最終日17:00まで

141104-01

作家の言葉

散逸しているものに目を配る。そして注意深く眺めやる。

イメージについて思い巡らすということは、その逡巡の先にある焦点からは、実は対象が抜け落ちて姿をくらましてしまっているという事実に図らずも気付いてしまうことだ。
そこには何もない。これは現在では大方においてわかりきっている認識だし、今更騒ぎたてるべきではないかもしれない。
おそらくはそうなのだろう。それでも私は飽きることなくその事実に驚き続けることができるのである。
大事なのは、不在であることがすなわち空間的価値を放棄してしまうわけではなくて、むしろその不在を招き入れるために、キャンバスの上がいわば予約席としていつまでも空けられていることだ。
イメージは描かれる。紙面に、あるいは布やら板の上に。描かれてしまったその場所は、やがてやって来るかもしれない様々なあらゆる可能性のために、ひとまず預けるというかたちをとって留保している。(私がほんの少し注意力を向けると)あらゆる対象物が手を振っているように見える。またそれと同時にあらゆるものは裏切っているように見える。
あらゆるものが身近に感じられるのに、あらゆるものが遠く霞んでしまう。私は遠くのほうから、散逸しているものを控えめに観察する。
その奇妙な法則性やルールを、間隔を、解明することなくただ感得するために。
そしてイメージとイメージの合間、不在なるイメージが濃密に根を張っている場所に、人知れず深々と降り立ちたいと思う。141104-02「隣人たちについて知りえなかったこと」 2010-2013年 101.3×141.3 cm

 

 

小谷野夏木さん在廊日

11/4(火)/8(土)/15(土)/ 21(金)/ 29(土)

小谷野 夏木

1975
埼玉県生まれ
2001
武蔵野美術大学大学院卒業

◉主な展示

2005
「群馬青年ビエンナーレ」 群馬県立近代美術館
2007
個展「雫に」 藍画廊 個展「鏡の三つのヴァリエイション」 巷房/巷房階段下/Space Kobo&Tomo
2009
個展「灰の楼閣」 馬喰町ART+EAT
2010
個展「図と相」 藍画廊
個展「図と相」 馬喰町ART+EAT
2012
個展「図と相 Part3」 藍画廊
2013
「VOCA展 2013」 上野の森美術館
2014
個展「不確かさのコレクション」藍画廊

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