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イベント

土取利行 トーク&サウンド・デモンストレーション『縄文・旧石器時代への音の旅』2008.8.29(金) 開場:午後7:00 / 開演:午後7:30

※土取利行トーク&サウンド・デモンストレーション『縄文・旧石器時代への音の旅』は無事終了致しました。

土取利行

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
ほんの一部ですが、当日の模様をお伝えします。

骨笛の音が会場に流れる中、静かにトークが始まりました。
前半はご自身の生い立ちから、音の根源を探る旅に出たきっかけ、その後の方向性を決定したミルフォード・グレイブスとの出会いを巡るエピソードなど…。研ぎ澄まされた感受性を持ってひたむきに歩む若き日々を彷彿させる独特な語り口に、全員がしーんと耳を澄ませました。

後半は、貴重な映像やスライドを交え、いよいよ古代音楽の本質に迫る土取ワールドが展開。
数時間に及んだ銅鐸の演奏、八ヶ岳での土器演奏、ついにフランスの壁画洞窟を訪れ、鍾乳を叩いて演奏したときの映像に一同の目は釘付け。また洞窟壁画のスライドを紹介しながらの、音楽だけにとどまらない芸術のルーツについてトークは、驚きと発見に満ちたものでした。

そして、最後に披露してくれた土器による演奏は本当に、ほんとうに圧巻!!
馬喰町ART+EATの空間を静かで強力なパワーで満たす土取さんの人間力に魅了された一夜でした。

いよいよ始まりました感覚を研ぎすまして音を聴くと、感覚を研ぎすまして音を聴くと、振り回すと音が出る「うなり木」こちらは鼻笛動物の骨で造られた笛ラストのパフォーマンスは圧巻でした!

土取利行(つちとり・としゆき)1950年香川県生まれ。音楽家、パーカッショニスト。公式サイト

70年代、近藤等則、坂本龍一、阿部薫らと音楽活動を展開。渡米して伝説のドラマー、ミルフォード・グレイブスと出会い、音楽の根源的な探求に導かれる。欧米でスティーブ・レイシー、デレク・ベイリーら海外の多くの即興演奏家と共演する一方、76年よりピーター・ブルック国際劇団の音楽家として活動。「ユビュ王」「鳥のことば」「マハーバーラタ」 「テンペスト」「ハムレット」最新作「ティエルノ・ボカール」など多くの作品を手掛ける。また、音楽の根源を求めてアフリカ、アジアをはじめ、世界各地で民族音楽を渉猟し、80年代より日本先史時代の音楽の研究・演奏へとむかう。古代三部作「銅鐸」「サヌカイト」「縄文鼓」を発表し、各方面から注目を集める。87年より桃山晴衣とともに岐阜県 郡上八幡に活動の拠点「立光学舎」を設立し、地元の人たちとの文化活動にも力を注ぐ。
近年は旧石器時代の音を探求し、フランスの壁画洞窟内での演奏がNHKで放映され、今年7月に南仏壁画洞窟での演奏がCD化。同時に『壁画洞窟の音』として旧石器時代の音楽論を発表。

  • <CD>
  • 「オーガニック・ダンス・パーカッション」「ドラム・スカイ」「マハーバーラタ」
  • 古代三部作復刻新盤「銅鐸」「サヌカイト」「縄文鼓」「暝響・壁画洞窟」他多数。
  • <著書>
  • 『螺旋の腕』(筑摩書房)
  • 『縄文の音』(青土社)
  • 新刊『壁画洞窟の音』(青土社)
  • 訳書ハズラト・イナーヤト・ハーン『音の神秘』(平河出版)

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