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イベント

「刺繍でつづるモン族の物語」展2009.2.3(火)〜2.21(土)

*この展覧会は終了致しました。ご来場ありがとうございました。

内戦に巻き込まれて難民となった山岳民族に、今も伝わる伝統刺繍の豊かな表現力。
目に突き刺さるような鮮やかな色の糸で描かれた絵本は、口承民話の不思議な世界。
見事なタペストリーは、文字をもたない彼らのリアルな生活記録です。

タペストリー…「刺繍でつづるモン族の物語」展から
絵本…「刺繍でつづるモン族の物語」展

モン族は、東南アジアの山岳地帯に住む、苗(ミャオ)族とも呼ばれる少数民族です。
彼らは紀元前から中国各地で移住を繰り返し、さらにはベトナムやラオスなどの山々にも移り住んで暮らしてきましたが、ベトナム戦争の頃、ラオスの政権争いに巻き込まれて、その多くが難民になりました。

古い伝統文化をもつモン族は、文字をもたないために昔から記録手段に刺繍を用いてきました。
モン語のローマ字表記による記述を行うようになった今も、モン族の子どもたちは幼い頃から針と糸を持ちます。

タイの難民キャンプに逃れたモン族の子どもたちは、(社)シャンティ国際ボランティア会のサポートによって、自分たちの間に語り継がれてきた民話を、色鮮やかな刺繍糸で縫い綴り始めました。

今回展示するのは、鮮やかな色彩と独特のセンスでデフォルメされたユーモラスな絵柄が心を鷲掴みにする楽しい絵本の数々。
そして、豊かな自然の中で淡々と営まれて来た素朴な日常生活と、それを打ち砕いた内戦の様子、命をかけた避難の道のりが描き出されたタペストリーです。

同時にフェアトレードを推進するシャンティ国際ボランティア会によって輸入されたモン族の美しい手工芸品も販売いたしますので、ぜひお出かけください。

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