event schedule

カレンダー説明 2008.8 2008.9

2008.8.4(月)〜8.30(土)※日曜休廊/8月13日から16日お盆休み
林のり子+<食>研究工房の仕事展林のり子の夏季学校

林のり子+<食> 研究工房の仕事展林のり子の夏季学校

林のり子は、<食>研究工房の活動を通して、日本で最も早い時期からエコロジカルな問題意識と、持続可能な共生社会をつくるためのライフスタイルのモデルを提示してきました。また、ブナ帯文化=縄文文化に日本人のルーツ=基層文化を置いた独自の文化論は、自然と歴史に根ざした”日常”の豊かさ、楽しさについていつも生き生きとしたイメージを伝えてくれます。

これは今でいうところのエコであり、スローライフであり、ロハス(Lifestyles of Health & Sustinability)であったなあ、と著書 ”かつおは皮がおいしい” '87、をひさしぶりに手にとり、改めて感じます。 いま、時代がやっと林のり子に追いついた、そういえるのではないでしょうか。

そこで、この夏、馬喰町ART+EATでは、林のり子と<食>研究工房のメンバーが、長年積み重ねてきた仕事を概観する、ちょっと変わった展覧会を開催いたします。
題して「林のり子の夏季学校」。

それは夏休みに学校に遊びにいったときのような、わくわくした気持ちを呼び起こすふしぎな体験空間。 林が長年取り組んできたテーマ「世界のブナ帯と食文化」に関する調査資料の一部や、それを基に作成したユニークな暦、地図の数々を壁面いっぱいに展開して、パテ屋のキッチンから世界を見わたす林のり子独特のパノラマ的世界を立ち上げます。

また、会期中週1回の「夜間学校」では、ゲストを招いて、何げないわたしたちの日常を生み出している<しくみ>を探る刺激的なトークを展開。参加されたみなさまにもどんどん発言していただき、ごいっしょに「わたしたちの暦&地図づくりプロジェクト」を進めていこうと考えています。

つまり、この夏季学校は、訪れた人ひとりひとりの痕跡をたいせつに蒐集して、その積み重ねを展示に反映させようというスリリングな企て。
夏休みが終わる頃に、いったいどんな世界が生まれるのか、ぜひごいっしょに体験してみませんか?

馬喰町ART+EAT主宰 武 眞理子

■オープニングパーティー「驚き再発見!?日本の文化のしくみ」
8月4日(月)18:00〜(トーク:19:00〜)

対談ゲスト:南雄三 (みなみ・ゆうぞう)<住宅技術評論家、法政大学ミミゼミ講師>
◉日本人の感性の基層文化としてのブナ帯=縄文文化をキーワードに
*入場無料

「夜間学校」プログラム
参加費/各回2,000円(1ドリンク付き)

■第1回「見えてきた!? ブナ帯の地図と暦のしくみ」
8月9日(土)16:00〜

対談ゲスト:高橋茅香子 (たかはし・ちかこ)<ジャーナリスト、翻訳家>
◉世界の農事暦、民間暦、物候学、アルマナック、月の満ち欠けなど、地図や暦から読み取る循環システム、環境共生のしくみとは
*お盆を挟んで開講する次回に向けて、フィールドワークの宿題が出ます!

■第2回「2008年版!? 人々の暮らしと暦」
8月23日(土)16:00〜

対談ゲスト:
対談ゲスト:伊藤雅春(いとう・まさはる)<NPO法人 玉川まちづくりハウス>
小西玲子 (こにし・れいこ)<玉川まちづくりハウス事務局>

◉宿題の結果を発表しながら、地域の古老に聞いた話や自らの実感を基に、春夏秋冬を感じるとき、土地にまつわる不思議な言い伝えや体験を地図・暦に落とし込み、今を生きるわた したちの奥底に眠る暦&地図を作りましょう!

■第3回「ブナ帯でつながる!? 世界の祭事・文化・芸術」
8月30日(土)16:00〜

※サプライズゲストあり
*民謡JAZZユニッット「馬喰町バンド」の演奏も
◉林のり子の夏季学校の文化・芸術祭。
世界の映画、音楽は、ブナ帯でつながっている!?

林のり子の夏季学校セミナー「夜間学校」に参加ご希望の方は、以下の方法でお申し込みください。 定員になり次第締め切りとさせていただきますのでご了承くだい。
会費(各回とも2000円ワンドリンク付)は当日、入口にてお支払いください。

■メールで(bakurocho@art-eat.com
第何回のセミナーをご希望か明記の上、氏名、住所、電話番号(携帯の番号もお願いします)、年齢、職業を書き添えて、上記のアドレスに送信してください。

■電話で(03−6413−8049)
月〜土の11:00〜19:00の間、受け付けております。

■FAXで(03−6413−8200)
以下の情報をご記入の上、FAXしてください。

  • 第 回参加希望
  • 氏名:
  • 住所:
  • 電話番号:
  • 携帯:
  • 年齢:
  • 職業:

プロフィール

林のり子(はやし・のりこ)
日本大学建築学科卒業後、ロッテルダム、パリの建築事務所に勤務。ヨーロッパの市場と<食>の豊かさに惹かれ、帰国後の73年に手作りパテ・テリーヌなどの惣菜店「PATE屋」を開く。同時に世界の食のしくみを、気候や環境、さらには歴史や文化から探る<食>研究工房を設立。その作業の成果を、「世界のブナ帯食ごよみ」など、さまざまな形で結晶させている。
著書・制作物は『かつおは皮がおいしい パテ屋の店先から』(晶文社)、「須玉の食ごよみ」(須玉町教育委員会)、「宮城のブナ帯食ごよみ」(タス・デザイン室)他多数。
南雄三(みなみ・ゆうぞう)住宅技術評論家
1949年東京生まれ。明治大学経営学卒。 木造住宅の断熱・気密化技術及びエコハウスのアドバイザー、また住宅産業全般のジャーナリスト。 伝統的な在来工法に現代の技術を合体させたパッシブデザイン:新自然住宅を提案し、地場の材で地場の職人達がつくる環境共生住宅の建設を推進している。 *新宿にある自宅は大正の古住宅を再生し、屋根緑化や蛍の居るビオトープ等を試み、都心の共生住宅として新名所?になっている。 若い頃、世界50カ国を放浪した貴重な経験をもつが、現在も建築を見に世界を歩き続けている。法政大学の学生たちと作る寺子屋的な「ミミゼミ」講師としての活動も注目されている。
  • <著書・共著>
  • 『スラスラわかる断熱・気密のすべて』(日本実業出版)
  • 『SuiSui分かる結露の本』(建築技術)
  • 『高断熱・高気密バイブル』(建築技術)
  • 『資産になる家・負債になる家』(建築技術)
  • 『在来工法新時代』(日本住宅新聞社)
  • 『高断熱高気密住宅・工法・技術の最新動向調査』(情報開発)
  • 『人間住宅』共著(INAX出版)他多数
  • <連載>
  • 「ヘミングウエイ・世界の家シリーズ」
高橋茅香子(たかはし・ちかこ) 翻訳家
1938年、中国・大連生まれ。東京外国語大学インドネシア語・オランダ語学科卒。朝日新聞東京本社に入社後、新聞社主催・国際文化交流企画などに携わった後、朝日ウィークリー編集長、国際本部副本部長などを歴任。退職後はフリーランスとして翻訳・執筆を中心に活動。江戸川区教育委員会委員長。朝日カルチャーセンター(新宿、横浜)「英文翻訳塾」講師。 *「英文翻訳塾」では20代から90代の受講生たちに教え、江戸川区「教育研究所・学習相談室」では不登校の小中学生と触れ合っているが、一方で目下朝日カルチャーセンター「グルジア語講座」の受講生として新たな言語に挑戦中。画家ニコ・ピロスマニや、映画監督セルゲイ・パラジャーノフらグルジアの表現者たちの作品に魅せられてのこと。
  • <翻訳>
  • 『女から生まれる』アドリエンヌ・リッチ著 (晶文社)
  • 『メリディアン』(女たちの同時代—北米黒人女性作家選<5> アリス・ウォーカー著 (朝日新聞社)
  • 『なんとかしなくちゃ』モニカ・ディケンズ著 (晶文社)
  • 『最後の場所で』 チャンネ・リー著 (新潮社)
  • 『空高く』 チャンネ・リー著 (新潮社)
  • 『黒人として女として作家として』 クローディア・テイト編 (晶文社)
  • <著書>
  • 『英語となかよくなれる本』 (晶文社/文春文庫)
  • 『英語で人生をひろげる本』(晶文社)
伊藤 雅春(いとう・まさはる)
愛知学泉大学コミュニティ政策学部教授 (特)玉川まちづくりハウス運営委員長
1956年 愛知県名古屋市生まれ。名古屋工業大学建築学科卒業、同大学院修了後、建築設計事務所を経て、大久手計画工房設立。市民参加によるまちづくりの支援、コミュニティを元気づけるデザインの実践と研究、まちづくりワークショップ歴17年の経験をいかしたまちづくり活動の支援など、活動は多岐に亘る。
*現在、興味を持っていることは、『学泉ファーマーズマーケット』の実現。まちづくりの手法としてのファーマーズマーケットを大学のキャンパスで実際に実現してみたいという思いから始めた。そのため現在は農業高校や近隣農家の訪問で忙しい。第一回を8月2日に実施。
  • <著書・共著>
  • 「まちづくりの新しい理論」共訳 (鹿島出版会)(共訳)
  • 「参加のデザイン道具箱」(世田谷区まちづくりセンター)
  • 「耕すようにまちを育てよう」市民社会とまちづくり新時代の都市計画2(ぎょうせい)
  • 「対話による建築・まち育て」共著 (学芸出版)
  • 「参加するまちづくり」(OM出版)
小西 玲子(こにし・れいこ) (特)玉川まちづくりハウス事務局
1955年愛知県名古屋市生まれ
早稲田大学理工学部建築学科卒、3人の子持ち主婦
1991年に活動をはじめた玉川まちづくりハウスの活動に参加してあっという間に17年経ちました。 17年前、エヌピーオーのエの字もなかった時代から、まちづくりや、NPOの世界はどんどん拡がっています。しかし変わっていないところも。
日頃私が関わっている小さな地域の動きと、NPO法の整備等、中心(央?)の動きとが、密接にリンクしているなと感じています。

2008.8.29(金)  開場:午後7:00 / 開演:午後7:30 
『壁画洞窟の音』CD『暝響・壁画洞窟』出版記念スペシャル・イヴェント
 土取利行 トーク&サウンド・デモンストレーション『縄文・旧石器時代への音の旅』

土取利行
参加費:
3000円(ワンドリンク付き)
電話予約:
03-6413-8049
メール:
bakurocho@art-eat.com

世界的パーカッショニスト、土取利行が十余年に渡って探求、演奏を続けてきた日本の古代音楽の世界。
その成果は1982年よりCD『銅鐸』『サヌカイト』『縄文鼓』として随時発表されてきましたが、このたびこれらの各CDが日本伝統文化振興財団より古代三部作として新たなマスタリング(SCM-CD)と新たな装幀(佐々木暁デザイン)で復刻され甦りました。また同時に南仏の旧石器時代壁画洞窟での演奏記録がCD『暝響・壁画洞窟』としてリリースされ、さらに土取が調査を続けて来た旧石器時代の音楽についての書き下ろしが青土社より『壁画洞窟の音/旧石器時代・音楽の源流をゆく』として刊行されたことも併せて、馬喰町ART&EATで出版記念のスペシャル・イヴェントが開かれます。
当日は、土取利行がこれまで演奏してきた古代音楽の映像記録やCDサウンドを交えながら日本の古代音楽、ヨーロッパ先史時代の音楽世界について語るほか、実際に小さな楽器の演奏もありますのでお見逃しなく!

『壁画洞窟の音〜旧石器時代・音楽の源流をゆく』 あとがきより

旧石器時代は、五〇〇万年とも六〇〇万年ともいわれる人類史のおよそ三分の一を占める長い時代で、遊動と狩猟採集という世界共通の文化基盤の上に成り立っている。そのため旧石器文化の一翼を担う音楽はかなり普遍的特徴を持つと考えられ、世界的視野に立っての研究が必要となってくる。
 そこでその音楽探究の糸口としてわたしが選択したのがフランスの壁画洞窟であったが、なぜ美術の殿堂に音楽のルーツを求めるのかという単純な疑問を誰しも持つであろう。いわば音楽の研究のために美術館に行くようなものではないかと。わたしも洞窟への一歩を踏み出すまでは、そのような疑問を持っていた。
 しかし洞窟は美術館ではなかった。それは絵を描いたり飾ったりするためだけに人が作為的に造ったものではない。たまたま現在まで壁画が残っていたためにそこにスポットが当てられただけで、同じ場所で音楽が奏でられていなかったとは誰も断言できない。ましてや絵画や彫刻は美術館で、音楽はコンサートホールでといった種分けは、この時代には無用だった。そこには絵画の発想力を喚起する幻想的な岩のキャンバスが存在し、同時に音楽を生み出す静けさと闇が支配している。すべては自然の建造物であり、壁画洞窟は過去から現在に至るまで音楽に包まれてきたのだ。

土取利行(つちとり・としゆき)1950年香川県生まれ。音楽家、パーカッショニスト。公式サイト

70年代、近藤等則、坂本龍一、阿部薫らと音楽活動を展開。渡米して伝説のドラマー、ミルフォード・グレイブスと出会い、音楽の根源的な探求に導かれる。欧米でスティーブ・レイシー、デレク・ベイリーら海外の多くの即興演奏家と共演する一方、76年よりピーター・ブルック国際劇団の音楽家として活動。「ユビュ王」「鳥のことば」「マハーバーラタ」 「テンペスト」「ハムレット」最新作「ティエルノ・ボカール」など多くの作品を手掛ける。また、音楽の根源を求めてアフリカ、アジアをはじめ、世界各地で民族音楽を渉猟し、80年代より日本先史時代の音楽の研究・演奏へとむかう。古代三部作「銅鐸」「サヌカイト」「縄文鼓」を発表し、各方面から注目を集める。87年より桃山晴衣とともに岐阜県 郡上八幡に活動の拠点「立光学舎」を設立し、地元の人たちとの文化活動にも力を注ぐ。
近年は旧石器時代の音を探求し、フランスの壁画洞窟内での演奏がNHKで放映され、今年7月に南仏壁画洞窟での演奏がCD化。同時に『壁画洞窟の音』として旧石器時代の音楽論を発表。

  • <CD>
  • 「オーガニック・ダンス・パーカッション」「ドラム・スカイ」「マハーバーラタ」
  • 古代三部作復刻新盤「銅鐸」「サヌカイト」「縄文鼓」「暝響・壁画洞窟」他多数。
  • <著書>
  • 『螺旋の腕』(筑摩書房)
  • 『縄文の音』(青土社)
  • 新刊『壁画洞窟の音』(青土社)
  • 訳書ハズラト・イナーヤト・ハーン『音の神秘』(平河出版)

2008.9.5(金)開場 18:30/開演19:30
港大尋弾き語りライブ「声とギターとオーガニックフード」

港大尋

おいしい食事やおいしい飲み物、身体に優しい食材が求められる今日この頃。
音楽もまたアコースティックにこだわり、声/ことばを大切にするオーガニック・サウンド。ギターだけでなく、沖縄の三線、アフリカのジャンベも飛び出しながら、5月に発売されたアルバム『声とギター』の他、できたてほやほやの新曲も。

チケット:
予約 3,800円 当日4,000円(学生500円割引)※1品お食事+1ドリンク付き
ゲスト:
武徹太郎(ギター、from うらまぶた、馬喰町バンド)
電話予約:
03-6413-8200
メール:
bakurocho@art-eat.com

港 大尋(みなと・おおひろ)

作曲/作詞家、ヴォーカル&ギター、ピアノ、サックス、打楽器も奏でるマルチミュージシャン。バンド「ソシエテ・コントル・レタ」を率いて、詩人やダンサーとのコラボレーションなど、幅広く活動する。
好む音楽は、ブラック、琉球、ブラジル、アフリカ、パンクロック、クラシックなど、何でもあり。最新作CD に自身の弾き語りを収録した『声とギター』。
他、『がやがやのうた』『風は海の深い溜息から洩れる』『ありったけのダイナシ』『届くことのない12通の手紙』などがある。
劇音楽の作曲・演奏など多数。東京芸術大学や京都造形芸術大学で講師を務めたり、傍らサディスティック・ミカ・バンドにゲスト参加なども。

港大尋・CD発売中

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馬喰町ART+EAT ACCESS INFORMATION

営業時間11:00〜19:00(日曜休廊)
ランチタイム11:30〜14:00
〒101-0031東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル202
TEL/FAX:03-6413-8049

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